個人で事業を始めてだいぶ売上げも伸びたから節税のため。
独立するなら会社設立して開業したほうが信用力が高いから。
会社しか取引を行うことができないから。

など会社設立には色々理由があると思います。
以前は資本金に有限なら300万、株式なら1,000万と資金的にも大変でした。
最近は会社法改正により、資本金1円でも設立が可能となったため、設立を考える方は増えているのではないでしょうか？
ただ個人事業と会社経営の場合、メリット・デメリットがあるので、これも踏まえた上で決定すべきです。 

　会社名（商号）
　事業目的
　本店所在地
　資本金（1,000万円以上にすると1年目から消費税を納めます）
　設立時の取締役
　事業年度（忙しい時期を期首にすると節税対策を行いやすいです）

　会社を設立すれば、通帳を作ったりと印鑑を使用することがあります。
　 防犯の関係で3種類は作るのが無難です。

　 代表者印：法務局に登録し、実印として使用
　 銀行印：会社で銀行口座を利用する際に使用
　 角印：領収書、請求書に使用
　 横版：所在地、会社名、代表者名、TEL、FAX

　定款とは、会社経営に関する規則を定めたものです。
　 設立登記の際に必要です。

　定款は公証人役場で認証を受けて効力が発生します。
　なお合同会社は不要です。

　設立する発起人の口座に資本金を振り込みます。
　振込後の預金通帳のコピーが必要です。

　これが完了すれば会社設立は完成です。
　個人の印鑑証明が必要になります。

　会社設立後は以下の役所に届出を行います。

　・税金関係
　　税務署
　　県税財務事務所
　　市役所

　・健康保険、厚生年金
　　年金事務所

　・労災保険、雇用保険
　　労働基準監督署、ハローワーク

「合同会社って何ですか？？」
この質問はよく受けます。
経理事務や税金計算では株式会社も合同会社も変わりありません。
売上が1,000万円を超えれば消費税も納めます。
ただし世間の一般的なイメージはやはり株式会社の方が良いです。

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　株式会社と合同会社の違い